バーバリーのトレンチコート

ミリタリーと伝統の昇華がもたらした傑作

今でこそショート丈やアレンジが跋扈しているが、本来トレンチコートは軍用の商品であり、飾らないことが美徳であった。そんなこともわからぬ頃にイタリアの免税店で購入し、どんな服装にもこれを羽織っていたことを思い出す。丈は少し短めのものを買ってしまったので、今であればあと15cm長いものを買い直すであろう。

カサブランカのハンフリーボガードが着こなす姿(これはアクアスキュータムのものだが)は、トレンチコートのあるべきイメージを示し、以後伊達男と呼ばれる人はこぞってそれに倣った。今でこそたっぷりした丈と締め上げたベルトで佇む人は見ないが、歳を重ねるごとに、あの着こなしが似合う人間になりたいと思っている。

BURBERRY

COTTON

UNITED KINGDOM